今週の風の詩
第3993号 熱中症(2025.8.24)
熱中症
金森昌子
今年も暑い季節がやってきた。
母から、家族のグループチャットにメッセージが届く。
「お父さんが熱中症になりました。みんなも気をつけてね。」
父は昔、マラソンをしていて毎朝走ってから会社に行っていた。今でも自転車に乗ったり、プールで泳いだり、公園の鉄棒で筋トレをしている。元気な70代だ。夏は風があると言って冷房をつけないし、冬は陽が出て暖かいと言って暖房をつけない。だから私は、母や妹といつも「お父さん元気だよね」と言ってちょっと呆れるくらいだった。
でも、どんなに元気でも着実に歳を重ねているんだなあと思う。
父のように速くは走れないけれど、私もゆっくりとランニングを続けている。小さい頃山にたくさん連れて行ってもらったおかげで、今も山が好きだ。身体を動かすことが好きなのは父のおかげかもしれない。
今度は、熱中症対策グッズと冷たいお菓子を持って、父に会いに行こう。身体に気を付けて、これからも元気な姿を見せてね。




