今週の風の詩
第4004号 義母の愛(2025.11.9)
義母の愛
5人のパパ(ペンネーム)
妻の実家にいったときのこと。
普段マンション暮らしなため、4才になる息子は一戸建てが珍しかったのか、2階にあがったり、1階に降りたりを大はしゃぎ。探検家になったかのように、目をキラキラさせていた。
次第に興奮しだした息子は、階段へ向かう入り口をみて「蜘蛛の巣をはらなきゃ!」と言い出して、セロハンテープをビィーと引っ張りだし、通せんぼするかのように右と左の壁にテープを貼り付けた。
ビィー!ペタッ。ビィー!ペタッ。
それを何十回も繰り返し、階段への入り口は、息子がつくったセロハンテープの蜘蛛の巣でいっぱい。
「蜘蛛の巣だ!かっこいい!!」
息子は大喜び。
「こらこら、私たちのおうちじゃないんだから早く片付けなさい」
私がそう注意すると、義母が息子にむかって
「蜘蛛の巣は、そう簡単には壊れないよねぇ。このままにしておきましょう」とにっこりと笑った。
「お義母さん、すいません」
と平謝りの私に義母は、
「子供が一生懸命つくったものを簡単に壊してはだめですよ」
といいながら、「子供の世界を尊重してあげてね」と言ってくれた。
私はいつもすぐ片づけてしまう。
義母を見て、心の余裕を感じながら、妻がいつも子供たちに接している態度が重なった。
つくづく妻と結婚してよかった。
そして、つくづくこの家庭に出会えてよかったと思う。
1週間後、遊びにいったらなんとセロハンテープでつくった蜘蛛の巣は残っていた。
「お義母さん、どうやって階段あがったんですか?」とたずねると、
「そっとはがして、また貴方たちが来るころに戻しておいたのよ」と義母は笑った。
息子の「蜘蛛の巣、残ってたー!」の声に、自分の心が温かくなるのを感じた。
片づけるより先に、子供の笑顔に注目しよう。
普段マンション暮らしなため、4才になる息子は一戸建てが珍しかったのか、2階にあがったり、1階に降りたりを大はしゃぎ。探検家になったかのように、目をキラキラさせていた。
次第に興奮しだした息子は、階段へ向かう入り口をみて「蜘蛛の巣をはらなきゃ!」と言い出して、セロハンテープをビィーと引っ張りだし、通せんぼするかのように右と左の壁にテープを貼り付けた。
ビィー!ペタッ。ビィー!ペタッ。
それを何十回も繰り返し、階段への入り口は、息子がつくったセロハンテープの蜘蛛の巣でいっぱい。
「蜘蛛の巣だ!かっこいい!!」
息子は大喜び。
「こらこら、私たちのおうちじゃないんだから早く片付けなさい」
私がそう注意すると、義母が息子にむかって
「蜘蛛の巣は、そう簡単には壊れないよねぇ。このままにしておきましょう」とにっこりと笑った。
「お義母さん、すいません」
と平謝りの私に義母は、
「子供が一生懸命つくったものを簡単に壊してはだめですよ」
といいながら、「子供の世界を尊重してあげてね」と言ってくれた。
私はいつもすぐ片づけてしまう。
義母を見て、心の余裕を感じながら、妻がいつも子供たちに接している態度が重なった。
つくづく妻と結婚してよかった。
そして、つくづくこの家庭に出会えてよかったと思う。
1週間後、遊びにいったらなんとセロハンテープでつくった蜘蛛の巣は残っていた。
「お義母さん、どうやって階段あがったんですか?」とたずねると、
「そっとはがして、また貴方たちが来るころに戻しておいたのよ」と義母は笑った。
息子の「蜘蛛の巣、残ってたー!」の声に、自分の心が温かくなるのを感じた。
片づけるより先に、子供の笑顔に注目しよう。
そう思わせてくれた義母の優しさに心から感謝だ。




