今週の風の詩
第4013号 心温まる受験生活(2026.1.11)
心温まる受験生活
伊達葉月
何をするにも『今年初めての』という枕詞が付いて回った1月ももう半ば、
テレビやスーパーの店頭でも、受験シーズンを感じさせるこの季節がやってきた。
それを目や肌で感じる度に、家族が誠心誠意サポートしてくれた、もう10年以上も前になる自身の大学受験が思い出される。
給料が割り増しになるわけでもないのに、自発的に補修を行ってくださった英語の先生。
私立でも進学校でもないただの県立高校にもかかわらず、生徒1人ひとりの進路を自分事で考えてくださる先生方への感謝はどれだけ伝えても伝え切れない。
忙しい仕事の合間を縫って、湯島天満宮までお参りに行ってくれた父。
書いてくれた絵馬は、誰よりも神様の目に留まりやすいよう、自前の太いペンを使い大きな字で。更には願掛けに、その写真を合格発表のその日までずっと携帯の待ち受けにしてくれた。
精神面含め誰よりも私をサポートしてくれた母。
当たってしまったこともあったが、妹の高校受験との一家ダブル受験の家計のやりくり、家族がインフルエンザにかかった際は、私に移らないよう徹底的に防御をしてくれた。
無謀な大学を志望した私の合格を毎日お祈りしてくれた祖母。
後に大学の先輩となった祖父と共に、合格をとても喜んでくれた。
祖父はもう亡くなってしまったが、毎年お正月に箱根駅伝を応援したこと、
そして何よりも、卒業証書を並べて一緒に撮った写真は私の宝物だ。
拒否感からか、高校受験も大学受験も高熱まで出す程勉強嫌いだった私が、それでも大学受験を『良い思い出だった』と思えるのは、それを通して家族や先生方、周囲からの温かさを感じることができたからだ。
余裕のない時程自分のことしか見えなくなってしまう私だが、この頃を思い出すと、常日頃からたくさんの人に自分は周囲に支えられているのだと実感することができる。
今年の受験生にとっても、合格以外にも得られるものがある、そんな心温まる受験生活になりますように。
テレビやスーパーの店頭でも、受験シーズンを感じさせるこの季節がやってきた。
それを目や肌で感じる度に、家族が誠心誠意サポートしてくれた、もう10年以上も前になる自身の大学受験が思い出される。
給料が割り増しになるわけでもないのに、自発的に補修を行ってくださった英語の先生。
私立でも進学校でもないただの県立高校にもかかわらず、生徒1人ひとりの進路を自分事で考えてくださる先生方への感謝はどれだけ伝えても伝え切れない。
忙しい仕事の合間を縫って、湯島天満宮までお参りに行ってくれた父。
書いてくれた絵馬は、誰よりも神様の目に留まりやすいよう、自前の太いペンを使い大きな字で。更には願掛けに、その写真を合格発表のその日までずっと携帯の待ち受けにしてくれた。
精神面含め誰よりも私をサポートしてくれた母。
当たってしまったこともあったが、妹の高校受験との一家ダブル受験の家計のやりくり、家族がインフルエンザにかかった際は、私に移らないよう徹底的に防御をしてくれた。
無謀な大学を志望した私の合格を毎日お祈りしてくれた祖母。
後に大学の先輩となった祖父と共に、合格をとても喜んでくれた。
祖父はもう亡くなってしまったが、毎年お正月に箱根駅伝を応援したこと、
そして何よりも、卒業証書を並べて一緒に撮った写真は私の宝物だ。
拒否感からか、高校受験も大学受験も高熱まで出す程勉強嫌いだった私が、それでも大学受験を『良い思い出だった』と思えるのは、それを通して家族や先生方、周囲からの温かさを感じることができたからだ。
余裕のない時程自分のことしか見えなくなってしまう私だが、この頃を思い出すと、常日頃からたくさんの人に自分は周囲に支えられているのだと実感することができる。
今年の受験生にとっても、合格以外にも得られるものがある、そんな心温まる受験生活になりますように。




