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今週の風の詩

第4024号 糸と針(2026.3.29)

糸と針
どんちゃん(ペンネーム)

先日、大型総合手芸店に行った時のこと。

糸の売り場を見ていたら片っ端から近くにいるお客さんに「ワイシャツのボタンをつける糸は、どれですか?」と聞いている高齢の男性がいました。
糸の種類は豊富で、フロアも広いので、どれを案内してあげたらいいのか皆さん、わからないようでした。

私は、ちょうどボタンつけに適した糸の棚の前にいたので、1つ手に取り「ボタンつけに適した糸は、これですよ」と持っていってあげました。

すると、この機を逃すな、とばかりに、食い気味に「丈夫に、頑丈に、取れないようにつけたいけど、これでいいのかい?」と聞いてきたので「大丈夫!」と教えてあげました。

その男性はホッとした顔をしてお会計に向かいました。

その後、糸売り場を離れようとしたら、また1人、高齢の男性が、そばに寄ってきて、こちらをチラチラ見ながら大きなため息をついてます。

聞こえよがしに「これで、いいのかなぁ…」と糸を手にしてつぶやいています。
またまた、お節介ながら「どうしました?」と私。
「バスタオルの端を縫いたいけど、この糸でいいのか、わからなくて」とのこと。
「この糸で大丈夫よ!」と伝えた、男性の手の中に、とても長い太い針が!
もしかして、その針で縫うのだろうか?
バスタオルに大きな穴が空いてしまうかもよと伝えると、手の感覚も衰えてきたし目も見えなくなってきたから、大きな針をあえて選んだとのこと。
なるほど、その様な理由から、大きな針もありかも。

2人目の男性も「ありがとう!」と去っていきました。

高齢になっても初めてのことにチャレンジする姿、出来る事が限られても創意工夫してやってみようという姿、わからないときには積極的に教えを請い知ろう、学ぼうとする姿に感服し、素敵だなと思います。
糸と針を持って裁縫している姿を想像し、心がほんわかし、微笑ましく思い、「がんばれ~!」とエールをおくりたくなりました。

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